陸上競技に多い症状
肉離れ
肉離れは急な動きによって、筋肉が想定している範囲以上に伸ばされることによって起こります。
太ももの後ろ部分に最も多く発生し、太もも前面、ふくらはぎ、上腕部等にもみられます。
原因としては、柔軟性の不足やしばらく運動をしていなかった状態で、過度の負荷をかけた場合によく肉離れになります。
また、最近ではストレスで肉離れになることもあるといわれています。
よく筋肉痛と間違える場合が多いのですが、日に日に痛みが軽減される筋肉痛に比べ、肉離れは回復に2~3週間かかる場合があります。
また、腫れていたり皮膚の色が変わっている場合も肉離れです。
肉離れになってしまったら患部を動かさないようにし、包帯やサポーターで固定するなどの応急処置を行い、早めにご相談ください。
オスグッド
オスグッドは、「成長痛」とも言われていて、走る・飛ぶなどの膝の屈伸を行う運動を繰り返し行うことで起こります。
すねの内側にある「脛骨」という細長い骨にある軟骨が剥離して痛みが生じるのですが、成長期はこの軟骨が剥がれやすく、成長期によく起こる症状です。
活躍しようと頑張りすぎてしまったり、痛いことを周りに言わずに我慢するようなお子さんは特に注意が必要です。
シンスプリント
シンスプリントとは、スネの内側が痛くなる症状で、短距離ランナーなど走ることが多いスポーツでよく起こる症状です。
運動のし過ぎ(オーバーユース)や、部活・スポーツを始めたばかりの人に多く発症します。
症状が軽いうちは、練習をしていると痛みがなくなってくることがよくあります。
「痛みも少ししかない」「練習していたら気にならなくなる」からと言ってそのまま練習していると、疲労骨折を起こし、半年以上走ることができなくなる場合があるので注意が必要です。
少しでも違和感を感じたら我慢せずすぐにご相談ください。
ランナー膝
ランナー膝とは、ランニングなど走る動作が原因で起こる膝の痛みの総称で、「長時間に及ぶ過度な練習」「フォームが悪い」「靴が自分の足に合っていない」場合などに発症します。
痛みや違和感を感じたら無理せずにすぐに安静にし、ランニングを控えるのはもちろん、膝に負担がかかるような動作をしないように心がけてください。
ランナー膝を予防するには、正しいフォームを身につけ、ランニングの前にはストレッチなどの準備運動を入念に行うことが大切です。
アキレス腱痛
ランナー膝とは、ランニングなど走る動作が原因で起こる膝の痛みの総称で、「長時間に及ぶ過度な練習」「フォームが悪い」「靴が自分の足に合っていない」場合などに発症します。
痛みや違和感を感じたら無理せずにすぐに安静にし、ランニングを控えるのはもちろん、膝に負担がかかるような動作をしないように心がけてください。
ランナー膝を予防するには、正しいフォームを身につけ、ランニングの前にはストレッチなどの準備運動を入念に行うことが大切です。