サッカー・フットサルに多い症状
打撲
打撲とは、身体を何かにぶつけたり転んだりした時の衝撃で内部組織が損傷を起こすことで、全身のあらゆる部位に起こります。
損傷した部分の毛細血管が皮下出血を起こしあざになったり、腫れたり、赤みをおびたりします。
別名を「打ち身」と言い、サッカーや野球などの球技を行うスポーツでよく起こります。
足首捻挫
サッカーやフットサルで多いのが、足首の捻挫です。
シュートやジャンプをした後の着地時、相手と接触した時や人工芝に足が引っ掛かってしまった場合などに足首の関節を捻ってしまい捻挫になります。
捻挫は程度により、安静にしていれば1週間程で治るものから手術が必要なものまであります。
軽度な捻挫の場合は、足首を固定するなど応急処置を行い足首に負担をかけないように注意していればすぐに治ります。
患部が腫れていたり内出血していたりする場合は、同時に脱臼や骨折をしているこも考えられますので、すぐに医療機関で診てもらうようにしましょう。
靭帯損傷
靭帯とは、骨と骨を離れないようにつないでいる薄くて丈夫なゴムのようなもので、膝の安定や動きを制御させる働きがあります。
膝の靭帯は、関節の前にある「前十字靭帯」、後ろにある「後十字靭帯」、内側にある「内側側副靭帯」、外側にある「外側側副靭帯」の4本があります。
靭帯が損傷する原因は主に、タックルやスライディングなど膝への衝撃で起こる「接触型」と、急停止や方向転換の時の膝への負担で起こる「非接触型」に分かれます。
靭帯が損傷すると、関節内に血液が溜まり始め、患部が腫れて膝が曲げられなくなります。
断裂時に「ボキッ」という音が聞こえることもあります。